日本人にとって最も特別であり大切にされている行事の一つがお正月ですね。
でも、私たちが毎年当然のように行っているお正月の風習は日本独自のものなんです。
そんなお正月の意味をご存知でしょうか?
今回はお正月の意味や、準備についておはなししたいと思います。
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お正月の意味を知っていますか?
お正月は日本ならではの考え方で
「年神さま」をおまつりし新しい年の息災を祈る行事です。
年神さまは、お正月の神様で、山や田んぼの神様でもあります。
元旦に家に来て、幸せを授ける力があると言われているんですね。
私たちが行っている、正月ならではの風習は
本来、年神さまを家にお迎えするためのものなんです。
お正月、3が日の準備って何をするの?
年末になると行う大掃除は、もともと
江戸時代に江戸城で行われていたすす払いが元となっています。
家や神棚をきれいに掃除をして
年神さまに気持ちよく来ていただこうというものです。
玄関に門松やしめ飾りを飾るのは、年神さまに家の入口を示すためなんですね。
そして門松は玄関の前に飾り
しめ飾りは玄関の上に飾ります。
また、小さな丸い輪飾りは台所や車に飾ります。
鏡餅とおせちは、年神さまへのお供え物として年末のうちに用意をします。
これは家に来た年神さまが宿ると考えられているためです。
神社で神様を祀っている鏡が丸いことから、
お餅を丸い形に整えて神社と同じように三方の上に飾ります。
昔は家の主が鏡餅を配り、御年玉と呼ばれました。
それが現在のおとしだまに繋がっているんですね。
おせちは、神様にお供えをした物を食べることで
一緒にお祝いをするという意味合いがあるそうです。
参考になったでしょうか?
普段何気なくやっていたお正月の準備もその意味を知ると
また特別なものに思えてきませんか?
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