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介護の基本!移乗全介助のコツとは?


高齢者や何らかの障害を持っている方の介助は洗濯や掃除などの生活介助から入浴や食事などの身体介助と様々です。

特に介助者にとって介護で体力を使うのは入浴時や排泄時に車イスやベッドから移動する移乗介助ではないでしょうか。
筆者も介護経験がありますが、ベッドから車イス、車イスからトイレ、車イスからシャワーチェアなど様々な場面の移乗介助一つ一つにとても緊張した記憶があります。

特に全介助といった自分で立てない方
からだが硬直している方
身体が大きくて立ち上がったときに足の支えが不十分な方などは、

転倒事故や移乗時に皮膚剥離などの怪我をさせてしまわないかと常に神経を尖らせていた覚えがあります。

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移乗全介助のコツ~1人で行う場合

施設などの夜勤勤務の場合ですと時間帯によっては一人で棟を見回るというパターンがあります。

その時には仮眠中の職員は呼び出しのベルが鳴っても出てこないので特別な事でない限り一人で全ての対応をしないと行けません。
また、在宅介護をされている方も一人で全てを対応している方が多いかと思います。
介護を要する方が、例えば排泄希望で介助を求めた場合一人での移乗介助はどのようにやればスムーズでしょうか。

排泄の移動介助はベッドから車イス、車イスから便座となりますが、ベッドから便座までを移動する車イスをなるべく移動先のベッドやトイレに近づけて配置しておくと、身体を持ち上げてその場まで移動するという動作的な負担が減り、腰痛なども起こしにくくなります。

次に、要介護者が移乗に際してどこまで出来るかを見極めることがポイントです。

歩行が困難で車イス利用の方でも一瞬であれば立位(立つ事)ができる事もあります。
移動する瞬間は使える足に力をいれてもらうようお願いしその足を軸足にして立ち上がります。

相手の軸足の近くへ自分の相手の軸足の力を自分の軸足の力でサポート出来るような体制にします。

もう片方の足は立ち上がったときに重心が後ろへ移動できるよう(踏ん張れるよう)な位置に起きます。

お互いに対面して介助者は要介護者の両脇から腕を通して抱き抱えるようにし、意気を合わせて立ち上がったら腰の位置をそのまま平行に車イスへ回転させて利用者の身体を下ろします。

この時に後ろにのけぞりすぎたり腰から上半身を傾けると要介護者が覆い被さるような体制になり重さで倒れる危険性があるので、腰から頭にかけてはなるべく傾けないよう意識をするといいと思います。

又、ベッドの位置を車イスより少し高くしてベッドから椅子へ滑るように移乗する方法もありますが、腰痛などをお持ちの方などは少し負担がかかる場合もあります。

注意してほしいのは車イスの足を奥部分やベッド、その他のぶぶんが要介護者の移動する足などに当たらないようきを配らないといけません。

なぜなら皮膚が擦れると肌の弱い方は打内出血を起こしたりひどいときには皮膚を剥離してしまう可能性もあるからです。

立位が困難な方の場合は決して一人では介助しない方が介助する側もされる側も安全です。

力任せにお姫様抱っこで移動する人もいますが、これは万が一転倒したときに重大な事故に繋がる可能性が高いのでおすすめしません。

移乗全介助のコツ~2人で行う場合

もっとも移乗介助で安全な方法は二人体制で要介護者を移動させる事です。

先ほど述べたような一瞬でも立位が可能な方であれば一人が対面して持ち上げる係りになり、一人が要介護者のズボンの腰辺りをサポートして移動することで怪我や転倒の危険性はとても少なくなります。

また、全介助が必要な方の移動でも一人は上半身、一人は下半身というように力を分散して移乗場所へ移動する事が可能なので身体的負担も少ないです

何より要介護者の安全が確保される点においては一番二人体制の方が安全性の面でも効率の面でも良いのではないでしょうか。

移乗介助は先ほども述べたように二人体制が望ましいのですが、状況によっては一人で行わないといけない場合もあります。

ある程度力のある要介護者であればコツをつかめばお互いの力を利用しつつ移乗介助が楽に、スムーズにできるようになると思います。

しかし、全介助の場合は在宅で介護されるご家族はもちろん、施設で働くプロの方でも一人で行うことはおすすめしません。

介助を行うことは大事ですが、要介護者や介助者までもが危険な目にあう可能性があります。

万が一転倒などして怪我をすれば介護がさらに介護を生むといった状況に陥りかねないからです。

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